別府に留学する

By: Andreas Nicolaisen

 

ABSTRACT


This paper discusses my personal experiences studying abroad in japan, entailing my discoveries and thoughts on each of these individual experiences. Being able to travel to different parts of Japan, meet new people, and learn about japanese culture, i was able to determine that Japanese society highly values respect and traditions. Even with the world constantly changing and the effects it has on Japanese society, the Japanese still maintain their traditional ways of life.

別府に留学する


2015年の春学期、私は日本の九州地方に位置する大分県別府市で勉強していました。

Beppu, Japan

別府にて日本語を勉強し、同時に日本の習慣や日本がほこるものなどについて探求しました。

上の写真は、西別府に位置する鶴見山の山頂で撮りました。そこで私は4510フィートを登りました。この位置からは、ほぼ街全体を見ることができます。

別府は山と海の間に位置する小さな町で、約125000人が住んでいます。別府は温泉で有名な土地として知られ、その自然に癒しを求めてくる観光客でにぎわっています。

私も滞在中、友達と一緒に週に一度は温泉に行っていました。日本では裸で温泉に

入るのが普通ですが、私には大きなカルチャーショックでした。しかし、一度裸になれると、そのあとは大丈夫でしたが、もしあなたが裸になることを不快に感じるなら温泉に入ることはオススメしません。

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別府は温泉だけでなく、国際的な町としても知られています。別府にある山の上にAPU(立命館アジア太平洋大学)があり、世界中からたくさんの学生が集まっています。そこで私も4ヶ月半過ごしました。そのような文化多様な環境で過ごすうちに気をつけなければならないことを学びました。それは、お互いの文化を尊重し、異文化を理解することです。そのために、キャンパスではウィークというイベントが開催されます。ウィークとは一週間ごとに国のテーマが変わり、そのテーマの国の食べ物、ゲーム、公演を紹介するイベントです。

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お花見で有名な場所が、別府公園です。3月下旬から4月上旬にかけてとても綺麗に咲くので、その期間に人々がたくさん来ます。交換留学生たちと一度この場所に花見に行きましたが、あまりの美しさに言葉を失いました。

お花見は日本の伝統的なイベントでもあるので、記憶に残る思い出となりました。

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夏になると、別府では夏祭りが開催されます。夏祭りでは普通、夏の和服である浴衣を着ます。夏祭りに行くと、たこ焼きやりんご飴を売っている屋台をたくさん見ることができます。祭りの最後になると、花火を海辺で打ち上げます。その花火が私が日本で見た中で1番綺麗で心を奪われました。

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日本には神社がたくさんあります。普通、上の写真のように参拝します。この場所は、神社でお参りする前に、身を清めるために手を洗ったりするためのところです。また、さらに神社の奥へ進むとお守りや縁起のいいものを買うことができます。

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上の写真の金閣寺は、京都に位置しています。世界遺産にも登録されている金閣寺は名前の通り金で覆われ、周辺の水にその光が反射するためとても美しいです。

私はこの時、初めて神社と寺の違いを知りました。神道の影響を受けて作られた神社に対し、寺は仏教の影響を受け建てられたものです。

日本は地理的に地震が多く起こり津波の影響を受けやすい地域です。2017年4月、九州地方は一部の建物が崩壊し、その他文化財も損害を受けるマグニチュード7の地震に見舞われました。私はこのような大きな地震は初めて経験しました。部屋にあるものが落ち、同じ寮に滞在していた友達もみんな起きました。数秒の出来事でしたが、とても恐ろしかったです。

日本は耐震技術に優れていますが、二次災害として津波の危険性もあるので、津波にも強い建物の造りとなっています。

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大分県に位置する原尻の滝は、日本で最も有名な滝の1つです。ここでは、複数のスポットから流れ出る滝だけでなく、周辺の活気のある美しい自然も楽しむことが出来ます。また、これらの自然と滝を見渡せる吊り橋もあります。人気な観光スポットであるのに関わらず、私が訪れた時は人も少なくゴミも落ちていなかったので、自然を思う存分楽しむことが出来ました。

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大阪市では、商店街から遊園地までたくさんの場所を訪れました。別府の町に対し、大阪市はとても大きくエンターテイメントに溢れた都市でした。彼らの大阪の方言が印象に残っています。お年寄りが使う独特な関西弁も発見できましたが、若者もユニークな方言を使っているようでした。

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上の写真は、日本の伝統的な結婚式の様子です。伝統的な着物をきて、神道を重んじて神社で行われています。式の途中などで伝統的な踊りを披露する新郎新婦もいるようです。伝統的な結婚式は最近では稀なので、貴重な体験をすることが出来ました。

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大都市などでは、伝統的なダンスは今でも活気に満ち溢れた文化として今日も生きています。上の写真のような日本の伝統的なダンスは、大小のグループで構成されており、小さなこどもから大人、お年寄りの方まで全ての年齢層の人々で構成されています。地域ごとに、こういったダンスのコミュニティが存在し、特別なイベントなどが開催される際には出場して会場を沸かせています。上の写真は福岡へ行った時に撮ったもので、様々なダンスを見て彼らの活気を実感することが出来ました。

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日本は無宗教です。神社仏閣を除き、宗教的な建物などは見られませんでした。しかし、上の写真のようにキリスト教は少なからず日本で最も影響を与えている宗教だと考えられます。理由として、私は別府に滞在中、二回モルモン教徒の方に出会いました。私が滞在している地域にモルモン支店があることにとても驚きました。日本はキリスト教に完全には影響されていませんが、日本の一部は担っていると思います。

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留学中に私が1番影響を受けたのは、APUとセントエドワード大学の強力な関係でした。2012年以来、APUとセントエドワード大学間で交換留学生が行き来するようになりましたが、今ではその交換留学制度がしっかりと確立されています。そのため、APUでは両大学間の関係を記念して木を植えました。この写真に写っている2人は、夏のSEUでセントエドワードにて学び交換留学を経験した人です。今回この木を植えるにあたって、今までの文化の共有が命の共有に繋がったと感じました。

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私が日本滞在中に経験した1番重要な出来事は、たくさんの人々に出会い、かけがえのない友達をたくさん作ったことです。私は始め日本語があまり上手くありませんでしたが、周りの友達が親切にまるで家族のようにいつもサポートして教えてくれたおかげで上達することができました。そのような優しい人が多い環境で、日本がアメリカと文化が全く違ってもすぐに適合することができました。私は別府に行く前に、上の写真に写っているオースティンの日本人留学生のグループに会いました。彼らこそが、私が日本へ行きたいと思った理由です。彼らと会った時、私は彼らと強い繋がりを感じ、日本とその文化の全てを知りたいと考えました。そして今、私はその目標を達成しました。この交換留学は私にとって、一生に一度のかけがえのない素晴らしい経験となりました。

 

 

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